【蒸ノ湯温泉 ふけの湯】大自然を満喫できる露天風呂




銘柄酒があります

「蒸ノ湯温泉 ふけの湯」は、岩手県と秋田県にまたがる八幡平(はちまんたい)にある秘湯の一軒宿です。
冬場は道路も封鎖されるので、4月から11月の期間営業となっています。
この宿には、つげ義春も1967年秋に訪れていて、その時の体験を短編漫画「オンドル小屋」で紹介をしています。

蒸ノ湯温泉 ふけの湯ここの温泉は子宝の湯としても有名で、フロント横には「ふけの湯神社」として、男根の形をした御神体の金勢大明神(こんせいだいみょうじん)が祀られています。
この宿は、携帯の電波は繋がりませんがこの「ふけの湯神社」付近だけはWi-Fiの電波が立っていました。

蒸ノ湯温泉 ふけの湯部屋数は全26部屋で、本館にトイレ付きの和洋室3部屋、トイレ付き和室2部屋、トイレ無し和室18部屋と新館にトイレ付きの和洋室3部屋があります。
今回私が利用をしたのは、本館2階のトイレ無しの和室でした。
宿に電気は通っているので、部屋にはテレビも置いてありました。

広い敷地内に露天風呂が点在をしていて、あちらこちらから噴煙が立ち昇っています。

蒸ノ湯温泉 ふけの湯

蒸ノ湯温泉 ふけの湯蒸ノ湯温と言えば、2つの大きな枡風呂と4つの樽風呂が並んだ露天風呂が有名で、テレビやポスターなどでよく見かける露天風呂の風景です。
脱衣所は男女別々ですが、その先は混浴になっています。
これだけ広い浴槽を満たす白濁湯は湯量が豊富なので贅沢にもかけ流しになっています。
正方形の大きな枡風呂は自然冷却方式の棚田式で、下段がぬる湯になっています。

蒸ノ湯温泉 ふけの湯野天風呂は、ゴロゴロと転がる岩とモクモクと吹く上がる蒸気を見ながら入浴するワイルドな温泉でした。

館内には、男女別に内湯と露天風呂の浴室があり、こちらの源泉は外にある露天風呂とは異なります。

蒸ノ湯温泉 ふけの湯

内湯は総ヒバ造りで、身体と頭が洗えるのはこの内湯だけです。

蒸ノ湯温泉 ふけの湯

館内の露天風呂からの景色は今ひとつですが、夜は熊が出るから危ないので宿の外には出れずこちらの露天でまったりさせていただきました。

食事は地ものが中心で、中でもりんごをホイル焼きにして中にキノコが入っている料理が斬新でした。
りんごは皮ごといただき、とても美味しかったです。
日本酒はこの宿のオリジナル銘柄「吟醸 ふけのゆ」をいただきチビチビ楽しんだ後のシメは釜めしでした。

蒸ノ湯温泉 ふけの湯朝食も山奥の宿とは思えないほど、品数もボリュームもとても満足のいくものでした。

温泉基本情報

源泉名:岩の湯(館内)
泉質:単純泉・弱酸性泉
泉温:66.5度
PH:2.5
湧出量:不明(自然湧出)

源泉名:熊の湯(露天)
泉質:単純泉・弱酸性泉
泉温:79.8度
PH:5.8
湧出量:不明(自然湧出)

料金・アクセス情報など

住所:秋田県鹿角市八幡平字熊沢国有林内
電話:0186-31-2131

HP:蒸ノ湯温泉 ふけの湯
http://www.fukenoyu.jp/

けふの湯

 

温泉分析書

蒸ノ湯温泉 ふけの湯蒸ノ湯温泉 ふけの湯

私が宿泊した秘湯を守る会の宿

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