【国民保養温泉地 酸ヶ湯温泉旅館】日本の混浴文化を継承する温泉
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歴史ある湯治宿

 

青森県の酸ヶ湯温泉にある一軒宿「酸ヶ湯温泉旅館」は十和田八幡平国立公園の八甲田山の西麓に位置する標高約900メートルの地にあります。
ここは今でも古い温泉地で受け継がれている日本の混浴文化の最高峰の温泉でもあります。

フロントには、「混浴を守る会」の三か条が掲示されています。

第一条 男性入浴者は女性入浴者を
好奇の目で見るべからず
第二条 女性入浴者は男性入浴者を
好奇の目で見るべからず
第三条 混浴は老若男女を問わず
和を尊び大らかで豊かな
入浴の姿を最高と為すべし

私も混浴の入浴マナーを守ってこの文化をいつまでも継承してもらいたいと思っています。

チェックインを済ませて、長い廊下を歩きます。
この宿は、昔から大勢の湯治客が訪れていて今でも湯治宿として営業をしています。
旅館としての部屋もありますが、今回は湯治(自炊)棟宿泊にして食事を付けて貰らいました。
共同の炊事場には、レンジも置いてあります。
トイレは共同ですが、綺麗にリフォームされていました。

酸ヶ湯温泉旅館

酸ヶ湯温泉といえば、混浴の総ヒバ造りの大浴場「ヒバ千人風呂」が有名ですが、残念ながら浴室の写真撮影は禁止です。
脱衣所には、この温泉の湯治の方法が細かく書かれていました。
浴室は、160畳もあり浴槽は「熱湯」・「冷の湯」・「四分六分の湯」・「湯滝」と4つがそれぞれ異なる源泉を使用しています。
そしてその全てが、白濁湯です。

酸ヶ湯温泉旅館「ヒバ千人風呂」の他に男女別の浴室「玉の湯」があります。
こちらは、小ぶりの浴室ですが洗い場(カラン)もあり頭や身体を洗うことができます。

酸ヶ湯温泉旅館食事は私の宿泊をした湯治棟から離れた本館の2階にある食堂でいただきます。
夕食にはお肉も出てきて、宿泊料のわりに満足のいくボリュームでした。

酸ヶ湯温泉旅館朝食はバイキングで、こちらも朝からお腹一杯いただきました。

料金・アクセス情報など

住所:青森県青森市荒川南荒川山国有林酸湯沢50番地
電話:017-738-6400

HP:酸ヶ湯温泉旅館
http://www.sukayu.jp/

酸ヶ湯温泉旅館

 

記載の情報は訪問時のものですので、現状に関しましてはご自身でご確認ください。感想・評価などは管理人の個人的な私見であることをご了承ください。




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