【古湯温泉  元湯旅館 鶴霊泉】砂から沸き出る自噴泉
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佐賀県の名湯

底沸温泉(浴槽の底から温泉が湧き出ている)の中でも砂から温泉が沸き出ていることで有名な古湯温泉の旅館「鶴の恩返し よみがえりの宿 鶴霊泉」に入浴です。
なんとも長い名前の宿ですが、”よみがえり”とは、約2千年に秦の始皇帝より不老長寿の霊薬を探す命を受けて、来日した徐福が鶴霊泉を発見したとの伝説からきています。
そして”鶴の恩返し”は、土砂崩れで埋もれてしまった源泉を1791年に稲口三衛ェ門が鶴が湯浴みをしていたところ、源泉を再発見したからだそうです。

旅館の玄関には”天然砂湯 かけ流し”とありますが”砂湯”と聞くと指宿や別府のように砂に埋もれる温泉をイメージしてしまいます。
今回の訪問目的は、その砂湯。
浴槽の底から湧き出てくる温泉は楽しみです。

日帰り用の扉から入り、靴をスリッパに履き替えて入浴料を払います。
大浴場は階段の下になります。
鶴霊泉

浴槽は内湯にふたつのみ。
手前は、加温、循環式のタイルの浴槽の造りで、温泉が奥の浴槽に流れ出る仕組み。
そして、奥の浴槽がこの宿自慢の”砂湯”になります。
温泉自体は、岩盤から沸き出る自噴泉でそこに砂を敷き詰めているよです。
温泉の一部が竹の筒から流れ込んでおり飲泉も可能です。
浴槽の底にある砂はとても綺麗ですが、底から湧き出ている温泉に関しては湯量が少ないのか、湧き出るところを体感できなかったのが残念でした。

中庭には、池と仕切られた足湯もありました。

温泉基本情報

源泉名:富士町第二源泉(鶴霊泉)
泉質:単純温泉
泉温:36.0度
PH:9.28
効能:慢性リウマチ、神経痛、関節痛、運動障害、疲労回復など

料金・アクセス情報など

住所:佐賀県佐賀市富士町大字古湯875
電話:0952-58-2021
料金:1000円
営業時間:10:00-19:00

HP:鶴の恩返し よみがえりの宿 鶴霊泉

記載の情報は訪問時のものですので、現状に関しましてはご自身でご確認ください。感想・評価などは管理人の個人的な私見であることをご了承ください。




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