「珠玉や」(たまや)の夕食は、2階のお食事処「たんと」でいただきます。
隣のテーブルとは仕切りできちんと区切られていて、隣の方の会話などは聞こえてくるので、完全な個室とまではいきませんがプライバシーが保たれています。
テーブルには前菜とともに並べれれているこの宿の名物料理です。
「冷たいうちに食べてください」と言われ一番最初にいただくことになります。
ムースをスプーンですくってみるとトロトロで絶品。
この料理は、本館の久兵衛旅館でも提供されているそうです。
・二品目 前菜
前菜は、
「セリとフルーツトマトの加減酢ジュレ」
「ばんけチーズ」
「鯖のガリ巻き寿し」
「うるい数の子西京味噌漬け和え」
の計4品。
生魚が食べられない私には、いろどり豊かな温野菜が提供されました。
・三品目 お造り
お造りは、平目・本鮪・北寄貝でした。
写真はツレのものです。
・お酒
食事のお供のお酒は、地元山形の鯉川酒造の「鯉川」をいただきました。
・四品目 アスパラガスとヤリイカのフリット 塩辛タルタル添え
洋風の料理が出てきました。
イカはプリプリでとても美味しい。
日本酒のアテでしたが、イカということもあり十分その役目をはたしてくれました。
・五品目 地魚クエの味噌柚庵焼き
白身のクエは癖もなく、新鮮なので身が立っていました。
角煮は、スプーンですくってみると、自身の重さでほぐれてしまうほどの柔らかさです。
・七品目 鱈の子めし(雪若丸)と寒鱈のどんがら汁
最後は、地元米の雪若丸とどんがら汁。
どんがら汁は、ここ鶴岡を中心にした鱈のアラ汁。
「臭みを抜いて宿泊のお客様向けにしています」との説明でしたが、それでもかなり癖のあるアラ汁でした。
最後のお楽しみは、きなこプリン、抹茶柚子あいす、庄内麩のフィユタージュの三銃士。
寒い冬に、アイス。そして、イチゴの季節が来たことを実感しました。
大変美味しくいただき、ごちそう様でした。
HP:湯田川温泉 久兵衛別館 珠玉や
http://www.kuheryokan.com/tamaya/