【村杉温泉 薬師の湯】テレビ企画もされた日帰りの共同浴場
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露天風呂は閉鎖

五頭温泉郷のひとつ、村杉温泉の共同浴場「薬師の湯」を訪問しました。
五頭温泉郷とは、五つの峰を持つ五頭山のふもとにある「出湯温泉」、「今板温泉」とここ「村杉温泉」の三つの温泉地の総称です。
建物の前に車3台程度の駐車スペースはありますが、共同浴場の裏手の足湯の奥にも広い無料の駐車場があるので、車で来て利用するにも便利な共同浴場です。

村杉温泉の開湯は1335年と言われていて、足利氏の家臣の荒木正高が、薬師如来に導かれて温泉を発見したとのいい伝えが残っています。
「薬師の湯」の近くには、その荒木正高によって建立された薬師堂があります。

薬師堂への階段の横には荒れ果てた露天風呂があります。
これは、村杉温泉を活性化させようというテレビ番組「全国温泉決死の生き残り大作戦」の企画で造られたもので、建設を指導したのは全国4,600以上もの温泉に入浴をした松田忠徳さんだそうです。
でも、残念ながら現在は使用されていなく浴槽はカラの状態でした。
村杉温泉は源泉温度の低い温泉で加温利用になるので、燃料代がかさみ運営が出来なくなったようです。
せかっく街の復興企画で造った露天風呂なので、お客さんの来る土日や繁忙期だけでも復活をしてくれたらいいですね。

「薬師の湯」の浴槽は内湯にひとつだけ。
村杉温泉は、もともとの泉温が低いので、訪問した夏場の暑い時期には冷たい源泉風呂の浴槽もあればうれしいと思いました。

「薬師の湯」の裏手には「薬師の足湯」があります。
利用料は100円で、石の寸志箱に投函します。
さすがに、源泉は異なりはしますが「薬師の湯」で全身入浴後に、足湯に100円を払う気にはならずここはパスしました。
足湯はコの字型になっていて、真ん中の青いネットからは源泉が湧き出ていました。
利用客はいませんでしたので、写真だけ撮らせていただきました。

温泉基本情報&アクセスなど

<共同浴場 薬師の湯>
源泉名:薬師乃湯 3号井
泉質:単純放射能温泉 (ラジウム泉)
泉温:26度
PH:8.0
湧出量:483.0L/分

住所:新潟県阿賀野市村杉3946-6
電話:0250-66-2626
料金:250円
営業時間:8:30-20:30(土日祭日7:30-20:30)

<薬師の足湯>源泉名:薬師乃湯 1号井
泉質:単純放射能温泉
泉温:25.2度
湧出量:112L/分

住所:新潟県阿賀野市村杉
料金:100円
営業時間:10:00-18:00
定休日:木曜日

村杉温泉 薬師の湯

 

記載の情報は訪問時のものですので、現状に関しましてはご自身でご確認ください。感想・評価などは管理人の個人的な私見であることをご了承ください。




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