【鷹の巣温泉 鷹の巣館】吊り橋を渡ってたどり着く秘湯の温泉宿




鷹の巣温泉の開湯は、文化3年(1806年)に荒川の舟人が川辺の湧水で、鷹がいつも河原の水たまりで水浴びをしていることに気付き、不思議に思って行ってみると水たまりではなく温泉だったことでした。
当時は「貝ノ脇の湯」と呼ばれ、堀石を積んで村人たちは温泉に入浴していました。
明治時代に入ってからは、米沢街道の改修の作業員の湯治場としてにぎわいました。
明治25年(1892)に渡邉三左衛門家の番頭だった斎藤善作が温泉株全部を買い取って、「鷹の巣館」を創業しました。
現在、「鷹の巣館」へは、川の対岸の駐車場に車を停めて、平成4年(1992年)に「新潟の橋50選」に選ばれた吊り橋を徒歩で渡って行きます。

客室は、本館に3部屋と一戸建ての離れが9棟あります。
今回は、離れの「椿」に宿泊をしました。

鷹の巣温泉 鷹の巣館宿泊した棟は平屋で、和室が2部屋あり一部屋には既に布団が敷いてありました。
到着して、テーブルのある部屋で寛ぐもよし、布団でごろ寝するのもよしです。

廊下にある冷蔵庫の飲み物は有料。
部屋にコーヒーとミネラルウォーターのサービスがありました。

鷹の巣温泉 鷹の巣館洗面所は浴室前の脱衣所と併用。

浴室は、内湯と露天風呂があります。
内湯の浴槽は、一人分で少し狭く熱かった。

鷹の巣温泉 鷹の巣館露天風呂は適温で、長湯を楽しめました。
もちろん温泉は、どちらも源泉かけ流し。

鷹の巣温泉 鷹の巣館

大浴場は、本館の脇にあります。
滞在時間中はいつでも入浴可能。

内湯と露天風呂があります。
あまり広くはありませんが、離れにはすべて部屋に風呂があるので本館宿泊の方が主に利用されるので他の宿泊客に会うことはありませんでした。

鷹の巣温泉 鷹の巣館食事は部屋食で、寝室とは別の和室に運ばれます。

八寸は3月らしく雛祭りの飾り付けで、男雛と女雛の器になっています。

鷹の巣温泉 鷹の巣館桜の葉に包まれた先付けにも春を感じます。

鷹の巣温泉 鷹の巣館こちらは、あっさりとした椀物。

鷹の巣温泉 鷹の巣館生魚アレルギーの私には、お刺身の代わりに平目の煮つけが振舞われました。

鷹の巣温泉 鷹の巣館焼物は、マスとレンコンとワサビナ。

鷹の巣温泉 鷹の巣館続いて揚げ物。

鷹の巣温泉 鷹の巣館そしてお肉。

鷹の巣温泉 鷹の巣館最後はご飯とお味噌汁にお漬物。

鷹の巣温泉 鷹の巣館〆のデザートで、ご馳走様となりました。

鷹の巣温泉 鷹の巣館朝食もボリューム満点。
ご飯がお櫃での提供ではなく、お替わりはフロントへ電話することになるのが難点でした。

部屋に内湯と露天風呂があり、食事も部屋なので他の宿泊客に出会うこともなく、ゆっくりと過ごせる宿でした。

訪問日:2024年3月

温泉基本情報

源泉名:鷹の巣温泉
泉質:ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉(低張性・中性・高温泉)
泉温:54.0度
PH:7.3
湧出量:360L/分

料金・アクセス情報など

住所:新潟県岩船郡関川村大字鷹ノ巣温泉1072
電話:0254-64-1009

HP:鷹の巣温泉 鷹の巣館
https://www.takanosukan.com/

鷹の巣温泉 鷹の巣館

 

パンフレット

記載の情報は訪問時のものですので、現状に関しましてはご自身でご確認ください。
感想・評価などは管理人の個人的な私見であることをご了承ください。




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