
「紙屋温泉」は、かつてこの周辺に紙屋が多かったことから「紙屋温泉」と名付けられました。
江戸時代からある古い温泉は胃腸にいい飲泉として、昔は大阪にも送られていたほどです。
建物の前にある飲泉や足湯の上には、地元の歌人だった丸山待子さんが詠んだ歌
「寒朝を、温泉に足浸す母上の、七十にちかき齢を思う」
が掲示されています。
また、紙屋薬師如来も祀られていました。
共同浴場ですが、通常営業の13時前に貸切で利用することも出来ます。
男湯との仕切り壁には、別府らしくお猿で有名な高崎山の絵が描かれています。
飲泉が出来るようになっていますが、注意書きにあるような一人で2リットルも飲む人がはたしているのでしょうか?
訪問日:2025年4月
温泉基本情報
源泉名:別府温泉 紙屋温泉
泉質:ナトリウム・マグネシウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物泉(低張性中性高温泉)
泉温:56度
PH:7.1
料金・アクセス情報など
住所:大分県別府市千代町8-2
電話:なし
料金:300円
営業時間:13:00-22:00
定休日:年中無休
駐車場:あり(5台)