この旅館は2019年12月で閉館をしました
硫黄泉がかけ流し
下風呂温泉の旅館「かどや旅館」の屋号は、ご主人の角谷さんからきていて、町角にある旅館ではありません。
旅館のある登り坂のつきあたりが、今は無き下風呂温泉の共同湯のひとつ「新湯」です。
案内された部屋は二階にある和室で、他に宿泊客がいなかったから意外と広い部屋に通してもらいました。
バス・トイレはなく、共同のトイレは男女の区別もありませんでした。
歯磨きなどのもトイレか風呂場にある洗面台を利用します。
浴室は一階の奥にあり、温泉分析書などの掲示はありませんが新湯と同じ温泉だそうです。
浴室は内湯のみで主浴槽がひとつ。
硫黄臭の温泉はもちろんかけ流しで、日によってその色は濃淡があり時には真っ白な白濁湯になるそうです。
もちろん宿泊中はいつで入浴できます。
湯口にあった湯の華を濾すパンパンの布袋がとても印象的でした。
食事は、部屋食でお膳で運ばれてきます。
私は生物がダメなので、下風呂名物のイカ刺の代わりにコロッケでした。
朝飯もボリューム満点で、温泉たまごもちゃんと付いていました。
リーズナブルな料金で温泉も良かったので廃業したのは残念です。
温泉基本情報
泉質:酸性・含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉(硫化水素型)
効能:
泉温:64度
PH:2.4
住所:青森県下北郡風間浦村下風呂