日本一の温泉
「玉川温泉」(たまがわおんせん)は、PH1.2の日本一の強酸泉といわれ、「大噴」(おおぶけ)源泉から毎分9,830Lもの温泉が湧き出る日本一の湧出量の温泉でもあります。
この温泉は、延宝8年(1680年)鹿が傷を癒しているのを地元の猟師が見たことが発見のきっかけと云われていて、「鹿の湯」とか「鹿湯」と呼ばれていました。
理由はよく知りませんが、昭和9年(1934年)に、「鹿湯」から「玉川温泉」に名称が変更されたそうです。
近年では、癌に効果があるといわれているこのから、ここへ湯治に来る人が絶えません。
車を停めて、まずはボコボコと湧く源泉の噴出を見学しました。
源泉の近くにには、この温泉の名物でもある天然の岩盤浴のテントが立ち並び、その周りの山肌のあちらこちらから硫黄が噴出しています。
そしていよいよ目的の温泉がある大浴場のある建屋へ向います。
続々と人が押し寄せますが、そこは日本一の強酸泉だけあって皆さん入浴時間が短いようで入れ替わりが激しいようです。
浴室はすべて木で造られていて天井も高く、開放感があります。
強酸泉なので源泉100%と源泉50%まで薄めた温泉を利用していて、熱湯やぬる湯に打たせ湯・蒸し湯箱など多種の浴槽がありました。
源泉風呂は入っているだけで肌がピリピリしてきます。。
ぬる湯の源泉50%の浴槽が私にはちょうどいい加減でした。
入浴後にお腹が空いたので温泉施設の食堂を覗いてみることにしました。
綺麗で大きな食堂は、まるで社員食堂のような感じでした。
ここでは、お勧めの秋田三昧セットをチョイスしました。
玉川温泉はその知名度にたがわぬ名湯でした。
温泉基本情報
源泉名:大噴
泉質:酸性-含二酸化炭素・鉄(Ⅱ)・アルミニウム-塩化物泉
泉温:97.6度
PH:1.12
湧出量:9630L/分
料金・アクセス情報など
住所:秋田県仙北市田沢湖玉川字渋黒沢国有林
電話:0187-58-3000
料金:600円
HP:玉川温泉
https://www.tamagawa-onsen.jp/