源頼朝が発見
作並温泉は、鎌倉時代の文治5年(1189年)奥州合戦(おうしゅうかっせん)で、源頼朝が奥州平泉の藤原氏討伐の兵を作並で休ませた時に、頼朝が鳥に矢を放ち、それを追って深い渓谷へ入っていくと一羽の鷹が温泉に浸かっているのを発見しました。
そしてその鷹が飛び立った後に、頼朝や兵士たちがその温泉浸かり戦いに勝ったと云われています。
その言い伝えからこの宿は、「鷹泉閣 岩松旅館」(ようせんかく いわまつりょかん)の名が付けられたそうです。
日帰り利用で訪問し靴をフロント受付に預けて、入浴料金を支払います。
この宿には、広瀬川沿いにある混浴の「天然岩風呂」、女性専用の「香華の湯」、男女それぞれの「不二の湯」の浴室があります。
まずは、混浴の「天然岩風呂」に入浴をすることにします。
川辺にあるので、宿から渡り廊下の階段を下っていきました。
岩風呂の浴槽は4つあって、源泉がそれぞれ異なり自噴かけ流しになっています。
混浴ですが、入浴をしているのは男性客のみです。
私は、一番奥にある「河原の湯」の浴槽が一番気に入りました。
岩風呂入浴後は、男女別の大浴場「不二の湯」へ向かいました。
かなり広い浴槽で、循環かかけ流しかは不明です。
ここにはカラン(洗い場)があるのでこちらで身体や頭を洗うことができます。
温泉基本情報
源泉名:河原の湯、滝の湯、鷹の湯、新湯、不二の湯
泉質:ナトリウム・カルシウム…硫酸塩・塩化物泉 低張性弱アルカリ性高温泉
※詳細な情報は、下記の温泉分析書をご参照ください。
料金・アクセス情報など
住所:宮城県仙台市青葉区作並元木16
電話:022-395-2211
営業時間(日帰り):
<平日・土曜>11:00-14:00(15:00まで利用可能)
<日曜・祝日>11:00-13:00(14:00まで利用可能)
料金:大人1,670円、子供(小学生)800円、未就学児 無料
※タオル・バスタオル付き
HP:作並温泉 鷹泉閣 岩松旅館
https://ssl.iwamatu-ryokan.com/
温泉分析書
2.河原の湯
3.新湯
5.滝の湯