奈良県の十津川温泉には、湯泉地温泉・十津川温泉(下湯温泉)・上湯温泉の3つの湯本があります。
その十津川温泉の温泉宿「山水」の近く、「下湯」バス停に「源泉薬師堂」はあります。
以下、案内分
この薬師様については確かなことは分かっていないが、昔、
この地で旅館を営んでいた温井吉松氏(慶応元年五月二十八日生)
が大正の初期から薬師様を祭り、大切にお守りされたと伝え聞いている。
以来、約八十年の歳月を経て現在に至っている。
尚、その間、水害や山崩れなどの災難に見舞われることが度々あった。
温井氏の後は、伊藤うめ氏が世話をされ、引き続き藤尾番でも、お祭りし
てきたこともある。
現在では、平谷の旅館及民宿の人達がお祭りをしている。