【月岡温泉 浪花屋旅館】温泉発祥の地にもっとも近い宿
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 この宿は2019年5月に閉館しました。

月岡温泉の源泉から一番近い宿「月岡温泉 浪花屋旅館」に日帰りの外来入浴利用で訪問しました。
月岡温泉は1915年から1917年ごろに、今の「月岡温泉発祥ノ地」の石碑付近で石油掘削中の井戸から50度を超える湯が湧き出し開湯しました。
そこに共同浴場を建てたのが月岡温泉の始まりと言われています。
その共同浴場の前に湯治宿としてこの「浪花屋」は開業しました。
共同浴場は今はこの場所にはなく、「共同浴場 美人の泉」として別の場所に移転しています。
浪速屋旅館はいわば、月岡温泉とともにあった温泉宿でした。
宿の入り口左手がタバコ屋になっており、そこにいらしたご主人に入浴料をお支払いします。

浴室は一階の奥にあります。
月岡温泉には多くの温泉旅館がありますが、そのほとんどが循環式を採用しており、源泉かけ流しの宿はここをふくめて数軒しかありません。

月岡温泉 浪花屋旅館

硫化水素イオンの含有量が多いので、温泉の色は空気と反応してエメラルドグリーンになっています。
しかし、熱い。
2分と入っていられない。
カランで何度かかぶり湯をして、少し身体を湯になじませながら入浴をくりかえしました。
温泉の成分からか、浴槽から溢れ出る温泉でタイルは黒ずんでいました。
これが、月岡の温泉力です。

この源泉近くのかけ流しはもう二度と味わえなくなってしまいまったのは残念です。

温泉基本情報

源泉名:月岡5号井、月岡6号井
泉質:含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉(低アルカリ性低張性高温泉)
泉温:月岡5号井50.7度、月岡6号井49度

料金・アクセス情報など

住所:新潟県新発田市月岡温泉609-7

料金:700円(立ち寄り湯料金)

記載の情報は訪問時のものですので、現状に関しましてはご自身でご確認ください。感想・評価などは管理人の個人的な私見であることをご了承ください。
訪問日:2018年7月




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