【釜の口温泉 新清館】川端康成も入浴した温泉地




極上の露天風呂

享保13年(1728年)に田野庄屋徳右衛門が湯小屋を建てたのが始まりと云われている釜の口温泉(うけのくちおんせん)にある温泉宿「新清館」は、明治35年(1902年)に創業しました。
釜の口温泉の筌(うけ)というのは魚を捕獲する漁具の名称で、ここの地形がそれに似ていたことから名付けられたそうです。
この温泉地にかつてあった小野屋旅館には、川端康が小説「波千鳥」の構想をねるために滞在していました。

新清館に日帰り入浴で利用出来るのは、混浴の「こぶしの湯」か女性専用の「かえでの湯」になります。
露天風呂には、旅館の裏手を少し歩いて行きます。
訪問時は、既に日没になっていてあたりは少し暗くなってきていました。

釜の口温泉 新清館

露天風呂は「こぶしの湯」の名の通り、まわりはこぶしの木々に囲まれています。
広い露天の浴槽は、土類系の温泉で満たされていました。
徐々に暗闇に包まれていく極上の源泉かけ流しの露天風呂を一人で楽しませていただきました。

温泉基本情報

源泉名:旅館新清館
泉質:ナトリウム・マグネシウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉
泉温:48.8度
PH:6.6

料金・アクセス情報など

住所:大分県玖珠郡九重町大字田野1427番地の1
電話:0973-79-2131
料金(外来入浴):500円
営業時間(日帰り):7:00-22:00

HP:釜の口温泉 新清館
http://www.oct-net.ne.jp/shinkan/

新清館

 

記載の情報は訪問時のものですので、現状に関しましてはご自身でご確認ください。感想・評価などは管理人の個人的な私見であることをご了承ください。




おすすめの記事