【山鹿温泉 さくら湯】山鹿温泉を代表する共同浴場
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歴史のある湯屋を再現

山鹿温泉を代表する共同浴場「さくら湯」は平成24年(2012年)10月に再建されました。
この共同浴場は江戸時代に、肥後細川藩の初代藩主だった細川忠利公が山鹿温泉を気に入り、寛永17年(1640年)に建設した御茶屋が始まりです。
開湯には、、足利道鑑(第13代将軍・足利義輝の子)と宮本武蔵を招待したとのことです。
そして、明治3年から5年にかけて行われた大改修で「市民温泉」として生まれ変わり、明治31年には「道後温泉」の棟梁・坂本又八郎を招いて改修が行われた際、北側に唐破風を備えた玄関が設けられ、さらに、昭和4年の改修では南側にも唐破風の玄関を設け、「十字クロス構造」と呼ばれるさくら湯の特徴が完成しました。
昭和48年(1973年)の都市整備での再開発で一度解体されてしまいますが、平成24年(2012年)に山鹿温泉のシンボルとして復活しました。

建物の前には道後温泉を彷彿とさせる湯釜の形をした飲泉所が設けられています。
二階建ての建物は、一階が浴室で二階が資料室になっていて、浴室内は残念ながら撮影禁止でした。
共同浴場なので、石鹸やシャンプーなどは持参になります。

温泉基本情報

泉質:アルカリ性単純温泉
効能:神経痛、疲労回復、筋肉痛、関節痛、痔疾、慢性消化器病、リューマチ、冷え性
泉温:40.0度
PH:9.62

料金・アクセス情報など

住所:熊本県山鹿市山鹿1番地1
電話:0968-43-3326
料金:大人(中学生以上)350円、子ども(3歳以上小学生以下)150円
営業時間:6:00-24:00
定休日:毎月第3水曜日(祝日の場合は翌平日)

HP:山鹿温泉 さくら湯
https://yamaga.site/?page_id=1548

パンフレット

記載の情報は訪問時のものですので、現状に関しましてはご自身でご確認ください。感想・評価などは管理人の個人的な私見であることをご了承ください。




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