公衆浴場 一の湯
城崎温泉の外湯(共同浴場)の”一の湯”は、「合格祈願・交通安全、開運招福の湯」とも言われています。
江戸時代には「新湯(あらゆ)」と呼ばれていたそうですが、香川修徳(医者)がその泉質を絶賛し、「海内一(=日本一)」の意味を込めて「一の湯」に改名したとのことです。
しかし、その温泉もあちこちの城崎の源泉をブレンドする配湯を利用することになり、今ではその極上源泉に入浴することはかないません。
つまり、城崎温泉が集中配湯の循環式を採用する前はここが有馬温泉の「金の湯」のライバルだったわけですが、その座をおりてしまったってことです。
建物の前には、玉橋飲泉場がありここが一の湯の源泉を楽しめる唯一の場所です。
日本一の温泉に入浴することはできませんが、かろうじて口に含むことは可能です。
建物横には足湯もありますが、こちらは、源泉利用か配湯利用かどうかは不明でした。
一の湯は城崎温泉の温泉街の中央にあり、平成11年に改築された桃山様式の建物は城崎温泉の象徴です。
浴槽は大浴場と洞窟風呂があります。
洞窟と言っても、そんなに大きなものではありませんし、深い穴にもなっていません。
どちらかと言えば、岩風呂(露天風呂)に近い造りです。
温泉基本情報
泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(低張性中性高温泉)
料金・アクセス情報など
住所:兵庫県豊岡市城崎町湯島415-1
料金:600円
営業時間:7:00-23:00
定休日:水曜休
※城崎温泉宿泊者は無料。
※残念ながら2019年8月に訪問をした時には、浴室内の写真撮影は禁止となっていました。
記載の情報は訪問時のものですので、現状に関しましてはご自身でご確認ください。感想・評価などは管理人の個人的な私見であることをご了承ください。
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