【下風呂温泉 大湯】今は無くなった下風呂温泉最古の共同湯
 令和2年(2020年)11月30日で閉館となりました

ヒバの板間

共同浴場の「大湯」は下風呂温泉のなかで一番古い温泉施設でした。
建物の入口にある券売機で入浴券を購入し入浴ます。
料金は、区民150円・村民200円・普通(その他)350円の3段階になっていました。

脱衣所には、近くにあった共同浴場「新湯」と同じく、野口悦男さんの温泉遺産認定の書状が飾られていました。

【下風呂温泉 大湯】

内湯の浴室は、地元下北のヒバで造られています。
浴槽は2つあって、手前が熱湯で奥がぬる湯になっていて、奥の浴槽は加水が出来るようになっています。
2つの浴槽の真ん中で、男女の浴室にまたがる形で温泉の配湯口があり、それぞれの浴槽に白濁湯を流し込んでいます。

浴槽からあふれ出た源泉が、浴室のヒバの板間を濡らしていました。

温泉基本情報

源泉名:大湯1号泉
泉質:酸性・含硫酸-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉(硫化水素型)
泉温:56.5度
PH:2.19

住所:青森県下北郡風間浦村下風呂字下風呂

近くにあった今はなき温泉

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