【飯坂温泉 切湯】長い階段を下るとある共同湯
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パイプで泉温調整

「切湯」は、その名の通り切り傷に効くと言われる共同浴場で、開湯は寛永元(1624)年と伝えられていて昔は「上湯」とも呼ばれていたとのことです。
飯坂温泉の他の共同湯と異なり、建物が摺上川(すりかみがわ)の川沿いの地下にあり少々判りにくいところにありました。
昭和40年(1965年)に出来たコンクリートのこの建物は、源泉のある浴室まで階段を下ることになります。

階段を下ってたどり着いた浴室の入口はなにも飾り付けのないコンクリートのうちっぱなしでした。

飯坂温泉 切湯ひとつだけある浴槽の真ん中に茶色いパイプが通っています。
どうやらこのパイプは浴槽の温度がかなり高くなっているので、湯口にパイプを差し込んで浴槽に温泉が流れないようにして、外へ逃がすためのものです。
入ってみるとそれでも熱い。
確かにこれで、熱い源泉が浴槽に注がれたらとても入浴をすることはできませんでした。

飯坂温泉 切湯湯上りは、当然階段を上がる必要があります。
足腰が鍛えられる共同浴場でした。

温泉基本情報

源泉名:波来湯分湯槽
泉質:アルカリ性低張性温泉
泉温:51.0度
PH:8.6

料金・アクセス情報など

住所:福島県福島市飯坂町湯野切湯ノ上5
電話:024-542-5223
料金:大人200円、小人100円
営業時間:6:00-22:00
定休日:月曜日

記載の情報は訪問時のものですので、現状に関しましてはご自身でご確認ください。感想・評価などは管理人の個人的な私見であることをご了承ください。




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