【道後温泉 道後温泉本館】日本で一番有名な共同浴場




坊ちゃん泳ぐべからず

「道後温泉 本館」は、日本を代表する共同浴場のひとつと言ってもいいでしょう。
「道後」の由来は、大化改新(645年)に日本の中の各国に国府が置かれた時に、京に向かって国府の前部にあたるところを道前、国府のある地域を道中、後部にあたるところを道後と呼んだことによるものだそうです。
その「道後」は、現在の今治市より南を総称していたとのことです。
道後温泉本館は、1994年に国の重要文化財(文化施設)として指定されました。
1894年(明治27年)に建立された神の湯本館棟(かみのゆほんかんとう)は3階建で、1階は脱衣場、2階は大広間、3階は客室となっていて一番奥の個室に夏目漱石ゆかりの資料の置かれた「坊っちゃんの間」があります。
浴室は1階に「神の湯」と呼ばれている男湯が2つと、やや大きめの女湯が1つがあります。

道後温泉の源泉は全部で18本あり、泉温は20度から50度とさまざまで、それを4ヵ所の分湯槽に分けて、温泉施設やホテルなどに配湯しています。
道後温泉本館は第2分湯槽が使われています。

昔は、ここ道後温泉本館の湯壷から温泉が自噴していたらしいのですが、湯枯れして混合泉の配湯になってしまったは残念です。

温泉基本情報

源泉名:道後温泉本館 第2分湯槽
泉質:アルカリ性単純温泉
泉温:47.8度
PH:9.1

料金・アクセス情報など

住所:愛媛県松山市道後湯之町5-6
電話:089-921-5141
料金:大人410円、子ども160円
営業時間:6:00-23:00

HP:道後温泉 道後温泉本館
https://dogo.jp/

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