【丸駒温泉旅館】足元自噴の秘湯の宿

2023-01-09

支笏湖と雪景色

支笏湖畔にある丸駒温泉旅館の創業は大正6年(1917年)とかなり老舗の温泉旅館です。
ここは現在、観光バスが乗り付けられるくらいに道路は整備されていまが、昔は支笏湖を船を使って訪れるしか交通手段のないまさしく秘湯だったそうで、今でも日本秘湯を守る会の宿に加盟をしています。
千歳空港から支笏湖までのバスがあり、宿からそのバス停まで送迎もあるので空港からのアクセスも抜群です。

温泉は、支笏湖畔にある湖と水位の同じ足元自噴の露天風呂が有名です。
その透明度は支笏湖同様にかなりのもので、深さ120センチの足元がはっきりと見えました。
湖畔の波の音を聞きながら、雪景色を楽しむことができます。
ただし温泉に入っている時はいい湯加減で極楽でしたが、その後、外気のあたる脱衣所で浴衣に着替え長い渡り廊下を宿の母屋へと歩いて帰って行くとすっかり身体が冷えてしまいとても寒かったです。

大浴場の内湯は濁り湯の温泉です。
浴槽は、３つあり泉温が熱い湯・普通・ぬるい湯と異なっています。

大浴場には、露天風呂もあります。
内湯は、湯煙がすごかったので雪景色の露天風呂のほうが気持ちよく入浴することができまた。
さすがに、湖面が眺められるデッキの椅子に座ってくつろぐ人はいませんでした。
露天風呂の後は、再度内湯の浴槽で身体を暖め今度は室内の脱衣所だったので、ポカポカの身体で部屋に戻りました。

食事は、夜は部屋食です。
料理はお盆に乗って運ばれてきました。
朝は食堂でバイキング形式で好きなものをとっていただきました。

朝風呂を満喫して、チェックアウトぎりぎりまでの滞在となりました。

温泉基本情報

泉質：ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉（旧泉質名：含土類・石膏-食塩泉）（中性低張性高温泉）
泉温：54度
効能：神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、痔疾、慢性消化器病
慢性皮膚病、動脈硬化症、病後回復期、疲労回復、健康増進、切り傷、やけど、慢性婦人病、冷え症、虚弱児童