かけ湯を楽しむ温泉
奥塩原新湯温泉にある「むじなの湯」は、「中の湯」「寺の湯」と3つある共同浴場のうちで代表的な存在です。
名前の由来のむじな”は栃木県ではたぬきのことで、傷を癒すのに浸かっていたことからその名が付いたと言われています。
急な階段を下りていくと、そこに目指す共同湯の建物があります。
300円の入浴料金を箱に投入して、男湯の扉を開けます。
温泉は、浴槽にある岩から湧き出ていて湯量が少ないので加水は厳禁になっています。
数名の方が先客でいらしていましたが、みんさん地元でなはく遠方からしょっちゅうこの温泉を求めて来ているとのことです。
ここの白濁湯はかなり熱くて長くは入っていられません。
みなさん、浴槽のふちの板間でボーっとされています。
そしてたまにお湯を桶に汲んでは身体にかけています。
熱い温泉と付き合うには入浴するのではなく、このかけ湯がいいのかもしれません。
私も、同じようにしてこの温泉を楽しませていただきました。
温泉基本情報
泉質:酸性含硫黄-アルミニウム-硫酸塩温泉(硫化水素型)
泉温:59.2度
PH:2.4
湧出量:6.01L/分
料金・アクセス情報など
住所:栃木県那須塩原市湯本塩原
料金:300円
営業時間:7:00-18:00
清掃日:月曜日・木曜日(午前9時頃~午後4時頃まで)