長野県飯田市 【天龍峡温泉 渓谷に佇む隠れ宿 峡泉】料理が堪能できた小宿

「峡泉」は、眼下に天竜川が流れる天龍峡の渓谷沿いの全8室の小さな宿です。
2018年に宿研グループの子会が運営を譲り受け、2019年2022年と段階的なリニューアルを経て現在に至っています。
駐車場から宿までは少し距離があり坂道を下って到着しました。

峡泉

宿は外観とは異なり、館内ロビーはソファーがあり洋風の雰囲気です。

峡泉ロビーでチェックインの手続をして、ウェルカムドリンクをいただきました。

部屋

峡泉

今回の部屋は2階の「風花」(ふうか)。

峡泉ツインベットになっています。

窓からは天竜峡を眺めることができました。

峡泉部屋着は作務衣が用意されています。

アメニティやタオル類もきちんとしています。

部屋風呂は、内湯の檜風呂。
自分で湯を入れて入浴しますので、かけ流しではありません。

大浴場

峡泉大浴場は1階にあります。
利用時間は夜15時から23時までと朝6時から10時まででした。

宿の部屋数が少ないので、それほど広くはありません。

バスタオルとタオルは準備されているので、部屋から持ってくる必要はありません。
ウォーターサーバーもありました。

浴室は内湯のみです。
温泉は部屋風呂よりもぬめりを感じることが出来てこちらの方が温泉らしくて良かったです。

夕食

峡泉食事は夕食も朝食も1階の食事処でいただきます。

夕食は天竜峡の十か所の名所を物語にした全10品が提供されます。

峡泉一品目は蕎麦。
蕎麦の上にトマトの赤が鮮やかでそこに大葉が乗っています。

峡泉二品目は、奥にある白い器の焼きナスと胡桃和え。
三品目が、一列に並んだ湯葉・鰻・合鴨・虹鱒・護摩団子・薩摩芋。

峡泉四品目は、信濃雪鱒。
本来は刺身ですが、私は生魚アレルギーなので湯引きされています。
名前の通り、鱒は鮭の仲間で赤身のイメージですが、信濃雪鱒は白身魚です。

峡泉五品目、コーンスープ。
香りは濃厚でもあっさりとしていました。

峡泉折り返しの六品目は、鯉の蒲焼。
お皿の下に敷かれたソースとの相性が良かった。

峡泉七品目の鮎は、魚の形をしたまま綺麗に揚げられていてサクサクと食べられました。

峡泉メインの八品目は、リクエストでよく焼いてもらったステーキ。
すでにこのサイズでも多いくらいお腹は満腹。

峡泉締めの九品目は枝豆の炊き込みご飯でした。

峡泉最後のデザートはあっさりとしたしそのシャーベットで口直しとなりました。

料理の味はもちろん、見た目でも楽しませてくれました。

朝飯

峡泉峡泉朝食も昨夜と同じ席です。

峡泉テーブルに置かれていた簾をめくると6皿の小鉢が並んでいました。

峡泉そして、スムージ、冷皿の蒸し鳥、だし巻きと鱒、味噌汁などが運ばれてきます。

昨晩同様に朝食も残さず美味しくいただきました。

「峡泉」では、部屋でゆっくりと寛ぎ、提供される料理を堪能させていただきました。

訪問日:2025年8月

温泉基本情報

源泉名:天竜峡温泉
泉質:アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性低温泉)
泉温:30.6度
PH:10.0

料金・アクセス情報など

住所:長野県飯田市川路4942-2
電話:0265-27-3332
チェックイン時刻:15:00
チェックアウト時刻:11:00
駐車場:有り

峡泉

 

峡泉

 

峡泉記載の情報は訪問時のものですので、現状に関しましてはご自身でご確認ください。
感想・評価などは管理人の個人的な私見であることをご了承ください。




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