御影石の浴槽
「鯖湖湯」は飯坂温泉にある9つある共同浴場の中で一番古いと言われています。
名前の由来は、鎌倉時代に西行法師がここを訪れて詠んだ
「あかずして 別れし人のすむ里は 左波子(さわこ)の見ゆる 山の彼方か」
の歌の一文からだそうです。
現在の建物は、平成5年(1993年)に明治時代の共同浴場を ひば・けやき・ひのきを使って再現改築されました。
この湯には、元禄2年(1689年)にこの地を訪れた芭蕉も入浴をしたとのことです。
飯坂温泉を代表する温泉だけあって、地元の人以外にも観光客も大勢利用されています。
券売機で入浴券を購入して受付に渡します。
浴室内は残念ながら撮影禁止でした。
浴槽は長方形の御影石で、建物の木のぬくもりを感じながら入浴をすることが出来ました。
温泉基本情報
源泉名:湯沢分湯槽
泉質:アルカリ性低張性温泉
泉温:51.0度
PH:8.6
料金・アクセス情報など
住所:福島県福島市飯坂町湯沢32
電話:024-542-5223
料金:大人200円、小人100円
営業時間:6:00-22:00
定休日:月曜日