古絵葉書(写真) 絵葉書 【古絵葉書 別府 血の池地獄】 「血の池地獄」は、奈良時代に編纂された「豊後国風土記」に「赤湯泉」と呼ばれていた日本最古の地獄です。 地下の高温、高圧下で自然に化学反応を起こし生じた酸化鉄や酸化マグネシウムなどを含んだ赤い熱泥が地層から噴出し堆積して温泉の池が赤く染まっています 昔からこの赤い熱泥で皮膚病薬(血ノ池軟膏)を作ったり、布や家の柱などの染...
古絵葉書(写真) 絵葉書 【古絵葉書 別府 海地獄】 「海地獄」は、今から約1200年前の貞観9年正月に鶴見岳噴火と共に出来た熱泉のひとつです。 高温の温泉の色がコバルトブルーでまるで海の色のように見えることからその名が付けられるようになりました。 泉温は約98度あって、源泉まで深さは200メートルと言われています。 HP:海地獄 http://www.umijigoku...
古絵葉書(写真) 絵葉書 【古絵葉書 別府 観海寺温泉】 「観海寺温泉」(かんかいじおんせん)は、別府八湯の1つで、別府市街地西方の朝見川上流の山沿いの別府湾が見渡せる見晴らしのいい温泉地です。 開湯は和銅6年(713年)に、仁聞菩薩によって開かれた説と鎌倉時代に開湯したとも云われていて、どちらにしても歴史のある温泉です。 現在、その中心になるのは、杉乃井ホテルグループで総客...
古絵葉書(写真) 絵葉書 【古絵葉書 和歌山県 白浜温泉】歴史ある温泉地の入浴風景 写真の円月島は、白浜のシンボルで昔も今も親しまれています。 正式には「高嶋」という名前の島で南北約130m、東西約35m、高さ約25mの小島で、島の中央に円月形の穴がぽっかり開いていることから「円月島」と呼ばれています。 円月島に沈む夕陽は「日本の夕陽100選」に選ばれていて、日の沈む夕景の美しさは格別で、春と秋には、...
古絵葉書(写真) 絵葉書 【古絵葉書 別府 鉄輪 滝湯】打たせ湯は湯量豊富な証 別府の鉄輪温泉には、今でもひょうたん温泉などをはじめ滝湯(打たせ湯)のある温泉施設が多くあります。 打たせ湯には、大量の湯を使用するのと衛生上の観点から循環ではなくかけ流しでの利用となります。 つまり、湯量の豊富な温泉でないと打たせ湯を作れないのです。 昔は、人気があった打たせ湯ですが、今は温泉は浸かるのが主流になって...
古絵葉書(写真) 絵葉書 【古絵葉書 別府 亀川温泉】今でも海岸から温泉が湧き出ています 亀川の名前の由来は、承和15年(848年)にここを流れる冷川で白い亀が捕獲され朝廷に献上されたことからです。 町の中には、白亀塚のある公園があります。 明治時代には50軒を超える旅館があって、「南の浜脇」とともに「北の亀川」として別府のにぎわいの中心となっていましたが、浜脇温泉と同じように次第に客足が遠ざかり、今ではい...
古絵葉書(写真) 絵葉書 【古絵葉書 別府 浜脇高等温泉】別府でもっとも古い温泉地 浜脇温泉は、別府八湯で最も古い温泉の一つで、名前の由来は浜から温泉が湧き出る様子から「浜わき」となりました。 「浜脇高等温泉」は、昭和3年(1928年)6月に浜脇東温泉と西温泉を合併して建設された温泉施設です。 建物は、近世オランダ様式を採用し、当時のお金で工費13万円、建坪600坪、内部には坪湯、砂湯、家族湯があって...
古絵葉書(写真) 絵葉書 【古絵葉書 別府 不老泉】別府市営の歴史のある共同浴場 「不老泉」は、別府駅から徒歩5分程度にある市営の共同浴場で、むかし皇太子時代の昭和天皇が訪れたこともある別府市を代表する温泉で、別府八湯のひとつでもあります。 「速見郡村誌」(1875年)にも記述のある古い温泉で、明治21年(1888年)には共同浴場となっていました。 明治35年(1902年)には3階建て(1、2階各9...
古絵葉書(写真) 絵葉書 【古絵葉書 別府 霊潮泉】大正時代に人気のあった温泉施設 「霊潮泉」(れいびょうせん)は、別府の流川通り入口附近に明治26年(1893年)に開湯した温泉で、「新湯」とも「浜の砂湯」とも呼ばれていました。 大正6年(1917年)に建物を純日本式木造瓦葺き平家建に改装し、砂湯が8ヶ所、蒸し湯と揚りがそれぞれ2か所、男女別の浴室にすることによって、入湯者が急速に増大した。 入浴料は...
古絵葉書(写真) 絵葉書 【古絵葉書 別府 別府温泉街】アンティークな写真に見る街並み 別府駅前通りの古い写真。 正面には別府駅があり、この頃は高架されておらず平屋の駅舎です。 右手前の温泉は。駅前高等温泉で今でも面影が残っています。 銀座楠通りは現在の楠銀天街。 今とは異なり、このあたりが別府の中心街だった。 流川通りには、通りに面して数多くの旅館がありました。 その先には、ラクテンチ遊園の山になります...