白骨温泉 小梨の湯 笹屋
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なぜ温泉は白くなる?

温泉の色が白くなっているのには、主に3つの要素があります。
一番多いのは、活火山の近くの温泉で硫黄(硫化水素)が空気に触れて硫黄の微粒子が徐々に大きくなって結晶化することで、白く濁る現象です。
湯口の温泉は透明なのに、浴槽で白くなっているのはこのように空気に触れて温泉成分が反応して色が変わってくるからです。
また、地中の重炭酸カルシウムが温泉が湧き出たときに炭酸ガスが抜けることによって、重炭酸カルシウムが分解して炭酸カルシウムとなって白く濁ることもあります。
その他には、カルシウムを高濃度で含んでいる場合も白くなるそうです。

温泉は気まぐれな生き物なので、同じ源泉でも日によって濁らなかったり、コバルトブルーなどの違った色になるときもあります。

私が入浴をした白濁湯の温泉

1咲花温泉(新潟県)

硫黄泉の咲花温泉は、硫酸塩泉の基準も満たしていて、空気に触れると温泉の色がエメラルドグリーンから徐々に白濁色へと変化をしていきます。

日帰り入浴施設や共同浴場はないので、温泉旅館で外来入浴をすることになります。
すべての宿が同一源泉なっていますが、湯使いによってそれぞれの宿の温泉の色は異なります。
私が宿泊をした「柳水園」は、浴槽の大きさに比べ湯量が多かったからか、エメラルドグリーンの温泉が源泉かけ流しになっていました。
同じ源泉でも日帰りで訪れた、「咲花温泉 一水荘」や「望川閣」には複数の浴槽があり、源泉投入から時間の経ったぬる湯の浴槽で白濁湯を
楽しむことができました。

「咲花温泉 一水荘」は、磐越西線をわたった踏切の向こうの山側にあるこじんまりとした上品な感じの佇まいの温泉宿でした。
右手に湯口があり、時間をかけて左手の浴槽に流れ込んだ温泉が白く濁っています。
「望川閣」の内湯の3つの浴槽も、温泉を空気に触れる時間を調整することによりそれぞれの色を変えています。

2白骨温泉(長野県)

白骨温泉は硫化水素(硫黄分)とカルシウム成分によって白濁しています。硫化水素は、空気に触れて硫黄の微粒子となり白色し、さらにカルシウム成分で、
重炭酸カルシウムが分解て、炭酸カルシウムの微粒子となり同じく白く濁ります。
浴槽や床には、水に溶けにくい成分が沈殿して凝固しています。ごつごつしたその様子が「白い骨」から「白骨」となったともいわれています。

白骨温泉の代表格は、雑誌やポスターなどでよく目にする「泡の湯」の露天風呂ですが、白骨温泉でも奥にあるこじんまりとした温泉宿の「笹屋」の内湯の雰囲気が好きです。

3乳頭温泉(秋田県)

秋田県仙北市の十和田八幡平国立公園内にある「乳頭温泉」は、いくつかの温泉の集まりの総称です。特に「鶴の湯」の混浴露天風呂が有名ですが、その他に「大釜温泉・妙乃湯温泉・蟹場温泉・孫六温泉・黒湯温泉・休暇村 乳頭温泉郷・一本松温泉」などの温泉がありますが、源泉はもとより泉質もそれぞれ異なります。
その中で、硫黄泉の「鶴の湯温泉」と「黒湯温泉」それに炭酸水素塩泉の「休暇村 乳頭温泉郷」の露天風呂の浴槽が白濁湯になります。

4石槌山温泉(愛媛県)

標高1,982mの石鎚山は、日本七霊山のひとつでその登山口にあるのが「石槌山温泉」です。
四国では珍し白濁湯は、その温泉成分の濃度の高さからとのことです。
私は、京屋旅館でその温泉を楽しみました。

5栗野岳温泉(鹿児島県)

栗野岳温泉は、明治39年創業の一軒宿「南州館」です、
日帰りで利用が出来る温泉は3つあり、その他に宿泊者専用の浴室もあります。
あの西郷さんもこの温泉で湯治をしたこともあるそうです。

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