【恐山温泉 薬師の湯】入山料で白濁の温泉入り放題

質素な温泉施設

青森県の恐山は、滋賀県の比叡山と和歌山県の高野山と並び日本三大霊山の一つに数えられています。
冬場は立ち入ることが出来ず、ここへの入山は5月から10月までとなっています。
硫黄臭の立ち込める恐山の境内には、温泉の湯小屋が4つあり、恐山への入山料(拝観料)を支払えば、誰でも無料で入浴可能です。
せっかく、入山料を支払ったのですからここは温泉に入浴をしないと損です。
ただし、タオルや石鹸などはありませんので持参する必要があります。
こちらは、男湯の湯小屋「薬師の湯」で、本堂へ向かう参道の右手にあり、左手には女湯の湯小屋と時間帯によって男女の入浴時間が変わる湯小屋の2つがありました。
建物入り口に温泉の分析書もきちんと掲示されています。

恐山温泉 薬師の湯

白濁湯の温泉は、光の具合でその色が変化します。
脱衣所と浴室の間には、仕切り板が建てかけてあるだけで、その脱衣所も棚板のみの簡素な造りです。
温泉は、少し熱めでしたが、入浴できないほどではありません。
入浴中、何人かの観光客が興味本位で戸を開けて中の様子を見に来ましたが、入浴をしに入ってくる人はいませんでした。

温泉基本情報

源泉名:恐山12号泉(薬師の湯)
泉質:酸性・含硫黄・鉄(Ⅱ、Ⅲ)-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉〔硫化水素型〕(低張性酸性高温泉)
泉温:74.2度
PH:1.89

料金・アクセス情報など

電話:0175-22-3825(社務所)
入山料:500円
開山時間:5月 1日-10月中旬6:00-18:00
10月中旬-10月31日6:00-17:00

記載の情報は訪問時のものですので、現状に関しましてはご自身でご確認ください。感想・評価などは管理人の個人的な私見であることをご了承ください。




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