ベッセルおおち
香川県の海辺、瀬戸内海に面した温泉「絹島温泉 ベッセルおおち」に宿泊しました。
「ベッセル」とは英語で「船」という意味だそうです。
コンセプトは
「健康・交流・学習をテーマにやすらぎと楽しみを乗せて、かつてなかった新しい文化と「ふれあい」いっぱいの航海にでかけてみませんか。」
です。
ここは公共の宿として経営し、破綻しましたがその後みごとに再生(再開)しました。
建物はやっぱりお金をかけた感満載のゴージャスな感じで、形はその名の通り「船」の形になっています。
フロントで宿泊の受付をします。
三階建てで、宿泊は一階に15畳の和室3室、ツイン1室、エコノミーツイン1室、28畳の大部屋1室の全6室があります。
その他に、コテージ5棟(1棟はペット可)、グランピングテント10棟となっています。
今回の部屋は和室15畳で、バス・トイレ付。
布団敷きはセルフです。
チェックインの時に、夕食券・朝食券・入浴チケットを貰いました。
温泉は残念ながら、入浴時間が決まっていて16:00~21:50からと翌日の10:00~12:00になっていました。
日帰りのお客さんがメインになっているので、浴場受付で入浴チケットの提示をすると何度も入浴できますが、
翌日の入浴開始時間はチェックアウト後なので、実質到着した日しか入浴できません。
しかも入浴時間は外来入浴とまったく同じなので、宿泊者としての温泉利用のメリットはあまりありません。
浴室も、もと公共施設だけのことはありお金がかかっているのが一目瞭然でした。
内湯には主浴槽の他に檜風呂・座湯・寝湯・流水風呂・子供風呂・打たせ湯・水風呂・スチームサウナ・赤外線サウナと非常に多彩。
そして、露天はに加水していない冷鉱泉の源泉風呂がありました。
食事は、浴室と同じ階にある居酒屋になります。
宿泊客よりも、入浴後の外来客がメインで利用されているようでした。。
結構混んでいて、オープンキッチン風の板場では何人もの板前さんが忙しそうに動き回っています。
外来客はメニューを見てオーダーをしていますが、私がチェックインのときにもらった夕食券を渡すと決まった料理が次々と運ばれてきました。
この宿泊料金で、出来立てのものをひとつひとつ運んでくれるのでかなりポイントが高いです。
こうなると、ついついお酒のオーダーが増えてしまうのは仕方なく、飲み過ぎてしまいました。
朝食は、3階のレストランでバイキング。
せっかくの温泉施設で、朝食前の朝風呂が楽しめないのはやっぱり残念でした。
レストランからの瀬戸内海の景色は抜群で、食後はテラスでコーヒーを楽しみました。
宿泊料金が安くて、食事の内容は良かったので温泉を期待しなければいい施設ではないでしょうか。
温泉基本情報
源泉名:絹島温泉
泉質:カルシウム・ナトリウム-塩化物泉(中性等張性冷鉱泉)
効能:神経痛、筋肉痛、動脈硬化、高血圧、婦人病
料金・アクセス情報など
住所:香川県東かがわ市馬篠1200
電話:0879-26-1126
HP: 瀬戸内リゾート ベッセルおおち
https://vessel-oochi.com/