「御宿 由府両築」は、湯布院温泉の中心「湯の坪通り」からほんの少し脇道を入った非常に便利な場所にあります。
客室数は7室とこじんまりとした温泉旅館です。
まずは、ロビーで冷たい緑茶をいただきチェックイン。
そのロビーには日本酒やソフトドリンクなどが置いてあり自由に飲むことが出来ます。
露天風呂付き客室
今回の部屋は1階にある和室2間(7.5畳+5畳)に露天風呂が付いた「萩」。
布団は夕食時に敷いてくれチェックアウトまでそのままでした。
冷蔵庫にあるビールとミネラルウォーターは無料。
部屋着は浴衣でした。
トイレと洗面所。
アメニティが少し寂しい。
部屋にある露天風呂は二重扉になっていて、シャワー付きの洗い場とその奥に曲がりくねった露天風呂。
もちろんかけ流し。
4つの貸切風呂
この宿には大浴場はなく、内湯が2つと露天風呂2つの借切り風呂が合計4つあります。
それぞれ「九重」、「高崎」、「鶴見」、「由布」と地元に由来する名前が付けられていました。
1階にある入口にタオルや髭剃りが置いてあります。
もちろん部屋にもタオルやバスタオルは置いてありました。
脱衣所には2つの洗面台があります。
もう一室の内湯「高崎」はタイル張りでした。
4つの貸切風呂の一番奥にあるのが露天風呂の「鶴見」。
四方が囲われていて、景色を楽しむことは出来ません
洗い場はありますが、湯上りのブローなどを考えると、きちんとした洗面台のある内湯で洗髪したほうがいいでしょう。
もう一つの露天風呂の「由布」も同じく四方を囲まれていました。
夕食
食事は1階の食事処。
4組分のテーブルがあり、他の3組は別に食事処があるのか部屋食なのかは不明でした。
他の3組は若い方達で、みなさん食事中の飲み物を頼む雰囲気が全くなく従業員もそんな感じでついついそれに流され何も頼みませんでした。
まずはサザエをメインとした先付け。
アレルギーで刺身が食べられないので、その刺身のかんぱち・鯛・サーモンを使った陶板焼きにして頂きました。
蒸し物は茶碗蒸しで、煮物は豚の角煮。
メインは大分牛のすき焼きでしたが、ビジュアルからして野菜やキノコに元気がなく食欲をそそりませんでした。
朝食
朝食は昨晩と同じテーブル。
豊富な品数のおかずが並びます。
この宿は、10年以上ぶりの3度目の訪問でしたが、来るたびにもてなしや食事の質が下がっている印象で、立地や宿の雰囲気がいいだけに勿体ないと感じました。
宿泊日:2024年9月
温泉基本情報
源泉名:両築の湯
泉質:単純温泉(弱アルカリ性・低張性・高温泉)
泉温:51.3度
PH:8.0
アクセス・料金など
住所:大分県由布市湯布院町川上1097-1
HP: 大正ロマンの宿 御宿 由府両築
https://www.ryoutiku.jp/