【妙見温泉 おりはし旅館】全室離れの秘湯を守る会の旅館に宿泊

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「おりはし旅館」の客室は全室離れ形式になっていて、そのすべての部屋にかけ流しの温泉が露天と内湯が付いています。
大正2年築の本館は2016年にリニューアルされていますが、歴史ある面影は今も残っています。

到着したら、フロントでチェックインの手続きをします。
抹茶と和菓子でおもてなしを受けました。

今回お世話になる離れは、一番奥にある「野海棠」(のかいどう)。
離れまでの道を、仲居さんが走って案内をしてくれるので、その後を車でついていきました。

おりはし旅館の部屋

「野海棠」の建物は、新しい和風の平屋建てでした。

部屋は和室とベットルームの2部屋。

戸棚には、浴衣と作務衣の2つが置いてあります。

玄関には、手洗いと冷蔵庫があります。

脱衣所にも洗面所があります。

風呂は、内湯と露天にかけ流しの温泉。
露天風呂には水風呂もあります。

おりはし旅館の大浴場

宿泊客が利用出来る大きな露天風呂「えのきの湯」。

こちらは脱衣所。
鍵付きのロッカーがあります。

露天風呂は岩風呂になっていました。

自炊棟の「山水荘」には内湯の大浴場があります。

自炊棟というと古くて鄙びた雰囲気を連想しますが、とても綺麗で清潔です。

浴槽は右手に自噴泉の「キズ湯」と左手に熱めの「竹の湯」の2つの浴槽。
その奥が洗い場になっています。

フロントの前には足湯もありました。




おりはし旅館の夕食

食事は、本館の個室でいただきます。
以前はここで宿泊営業をしていましたが、今は食事処となっています。

今回は、2階の角部屋「もみじ」のA室です。

テーブルには、スタッフさんからのメッセージカードが添えられていました。

先付けは、くるみ豆腐にホタテのゼリー、銀杏にゆり根のカステラ、サンマの揚物と薩摩芋です。

酒は地元の焼酎「さつま一本儀」をロックで飲むことにしました。
意外とあっさりしていて旨い。

椀は薩摩地鶏のつみれ。
あっさりしていますが、鳥の風味がよく出ています。

生魚が食べたれないので、造りの替わりはよく煮込まれた黒豚のワイン煮。
トマトやジャガイモなども添えられていました。

焼き物のお皿にはアワビ、サバ、栗の3種にカリフラワーのお酢漬け。

続いて鹿児島産の黒毛和牛の一口サイズのステーキです。

茶碗蒸しの中にはカキが入っています。

ご飯は土鍋で炊かれたツヤツヤの新米。

〆は季節のデザートに栗のプリンでした。

おりはし旅館の朝食

朝食も昨晩と同じ部屋になります。
夜とは異なり、庭の緑を楽しむことが出来ました。

二段重ねの重箱に色々なおかずが並んでいます。
豆乳入りの温かい豆腐も後から運ばれてきました。

食後には、秋田杉で作ったかカップのコーヒーをいただけました。

お世話になりました。
また、お邪魔させていただきます。




温泉基本情報

源泉名:妙見19号
泉質:ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩温泉

料金・アクセス情報など

住所:鹿児島県霧島市牧園町下中津川2233
電話:0995-77-2104

HP:妙見温泉 おりはし旅館
https://orihashi.co.jp/

 

パンフレット

私が泊まった秘湯を守る会の宿

日本秘湯を守る会に関しては、こちらの記事もあわせてご覧ください。

記載の情報は訪問時のものですので、現状に関しましてはご自身でご確認ください。
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