【白浜温泉 牟婁の湯】2つの源泉が楽しめる共同浴場

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白浜温泉でも1350年余りの歴史のある牟婁の湯に入浴しました。
牟婁=むろと読みます。
ここの温泉は、「日本書紀」や「万葉集」にも登場した歴史のある温泉で、斉明、天智、持統、文武天皇などもご入浴したとのことです。
建物の前には、「湯碕七湯」の記念碑があります。
海岸から近いこともあり、夏場は海水浴客で賑わうみたいです。

浴室は内湯だけの浴槽ですが、砿湯(まぶゆ)と行幸湯(みゆきゆ)の2種類の源泉から温泉を引いています。
つまり、この共同浴場では2つの温泉を楽しむことができるのです。
ちなみに行幸湯は、開放感抜群の露天風呂「崎の湯」と同じ源泉になります。
浴槽からは、温泉があふれ出ているかけ流し状況です。
夏場とは異なり冬のこの時期は閑散としており、ゆっくりと2種類の温泉を堪能させていただきました。

<砿湯>
源泉名:礦湯(まぶゆ)2号
湧出地:和歌山県西牟婁郡白浜町1664-2
泉温:75.5度
泉質:含硫黄-ナトリウム-塩化物泉(中性高張性高温泉)
PH:6.6
効能:慢性皮膚病、慢性婦人病、きりきず、やけど、虚弱児童、糖尿病及び一般的適応症

<行幸源泉>
源泉名:みゆき2号
湧出地:和歌山県西牟婁郡白浜町2993
泉温:86.0℃度
泉質:ナトリウム-塩化物泉(中性高張性高温泉)
PH:7.4
効能:創症および火症、皮膚掻痒症および角化症、リウマチ性疾患、運動器障害、慢性湿疹、
虚弱児童、女性性器慢性炎症、卵巣機能不全症、子宮発育不全症および月経障害、
更年期障害

住所:和歌山県西牟婁郡白浜町湯崎1665
料金:大人 420円 中人 140円 小人 80円
営業時間:7:00-22:00
※最終入場は終業時間の30分前まで

記載の情報は訪問時のものですので、現状に関しましてはご自身でご確認ください。感想・評価などは管理人の個人的な私見であることをご了承ください。




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