子宝の湯
小川温泉は、江戸時代中期には越中4名湯のひとつと数えられていたとのことです。
江戸時代のはじめの頃、越中国山崎に住む青島武左衛門の夢枕に薬師如来が立ち「布施谷の湯を小川へ移す」とお告げになりました。
しばらくして、同じ村の吉祥院和尚の枕元に薬師如来が現れ、村人が小川の上流をたずねてみたところ、大きな岩の間からこんこんと湧き出ているお湯を見つけました。
そしてこの湯は近郷近在に広く知られることとなったそうです。
また、古くから「小川の湯に入れば子宝に恵まれる」との言い伝えがあり、子宝の湯としても信仰を集めたとのことです。
現在、小川温泉にはこの「ホテルおがわ」と同系列の湯治宿「不老館」の2軒の宿があります。
大浴場は「湯の庄」の1階になります。
大浴場の利用時間は、6:00から23:30までになっています。
浴室には、サウナもあります。
露天風呂は、直径3メートルもある大きな樽風呂になっていました。
「湯の瀬」には、露天岩風呂があり、こちらも大浴場同様に利用時間は6:00から23:30までになっています。
今回、隣接する「不老館」に宿泊をしたのでこちらの温泉を無料で利用することができました。
温泉基本情報
源泉名:小川温泉
泉質:ナトリウムー塩化物・炭酸水素温泉
泉温:54.1度
湧出量:470L/分
料金・アクセス情報など
住所:富山県下新川郡朝日町湯ノ瀬1
電話:0765-84-8111
HP:小川温泉元湯 ホテルおがわ
https://www.ogawaonsen.co.jp/