岩間温泉の奥には温泉の谷
かつて温泉宿があったらしいのですが、今は露天の野湯だけが残っている岩間温泉を訪問しました。
山崎旅館のある新岩間温泉の無料駐車場に車を停めました。
岩間温泉は、新岩間温泉と一里野温泉の源泉になります。
車の通行停めのガードを抜けて山道をテクテクと4キロ(1時間弱)ほど歩きます。
何度目かの訪問の時には、山道が崖崩れになっていて、崩れた崖をよじ登り向こう側に行くのに恐怖を感じたこともあります。
また、谷底の川を歩く熊を見たこともありました。
このあたりは、夏でも少しだけ残雪が残っているくらい涼しいところです。
岩間温泉は野湯ですが、近くに野営が出来る建物があり、この温泉を愛する人達が掃除や維持管理をしてくれているので気持ちよく入浴することができます。
浴槽は昔ここにあった温泉宿の名残なので、野湯ですが人工物の露天風呂です。
硫黄の臭いの中、新緑の山と白い雲・青い空を満喫することができました。
野湯の少し先には、源泉場がありモクモクと湯気が立ち込めています。
岩間温泉から、さらに歩いて1時間ほどのところに谷のあちらこちらから温泉が湧き出る場所があります。
「岩間の温泉塔群」と呼ばれる場所です。
ここは、温泉で温かいからか結構な数のヘビがいます。
人の手が加わっていないこの場所は、本当の野湯の雰囲気がします。
岩間温泉には、冬場は道も閉鎖されるので、6月から9月くらいの訪問がいいでしょう。
料金・アクセス情報など
住所:石川県白山市尾添ム
料金:無料
※野湯