【別府 明礬温泉 湯屋えびす】上品な日帰り温泉

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湯の花に入浴

別府市街から少し離れた標高400mの場所にある別府八湯のひとつ明礬温泉の「湯屋えびす」を訪問しました。
明礬(みょうばん)とは、硫酸塩と硫酸塩の複塩の総称で、防水剤や沈殿剤・料理のアク抜きなど様々な用途に用いられていて、ここ別府で1664年に渡辺五郎右衛門が温泉での製造に成功しました。
「湯屋えびす」はそんな明礬温泉にある温泉施設で、家族風呂や岩盤浴などもあります。
坂道の急なカーブに建物が建っていて、山の斜面を利用しているので、駐車場や受付は3階で浴室は2階と1階になっています。

男女の浴室は日替わりでの入れ替え制で、訪問時の男湯は二階の「石の小道と癒しの洞窟」でした。
受付時に下駄箱の鍵と交換で脱衣所の鍵を受け取ります。

浴室には、低温の「癒しの洞窟」、硫黄泉の岩風呂「5つの滝と岩の風呂」、水風呂の「えびすの扇」と「石の力」と呼ばれているゲルマニウム石の浴槽があります。
カランには間仕切りがあり、ボディソープ、シャンプーが置かれています。
「5つの滝と岩の風呂」の温泉が出ているあたりは、硫黄が石にこびりついています。
露天風呂は「石の小道の露天風呂」と呼ばれていて、半露天タイプで屋根があり開放感は残念ながらありませんでした。

「湯屋えびす」には、もうひとつ1階の浴室「風と歩く石畳」がありこちらの露天風呂は、よく雑誌などにも紹介されていて、硫黄泉の白い浴槽と青い空、そして明礬を象徴する橋の風景を見ることが出来ます。
リサーチ不足で、訪問時は女湯になっていて、こちらに入浴できなかったのは残念です。

温泉は、白い湯の花たっぷりの硫黄泉で、非常に満足のいくものでした。

温泉基本情報

泉質:硫黄泉
効能:皮膚病、リュウマチ、神経痛 等
泉温:39.1度
PH:6.1

料金・アクセス情報など

住所:別府市明礬4組
電話:0977-67-5858
料金:大人 1,200円、中学生 500円、小学生 300円
営業時間:10:00-23:00(受付は22:00まで)
定休日:不定休
※月に一度メンテナンスにより休みあり

HP:明礬温泉 湯屋えびす
https://www.e-ebisu.biz/

 

記載の情報は訪問時のものですので、現状に関しましてはご自身でご確認ください。感想・評価などは管理人の個人的な私見であることをご了承ください。




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