化石から名付けらた温泉
亀川温泉から鉄輪温泉に向かう道のトンネル手前の道を車で登って「柴石温泉」に行ってきました。
この温泉は、895年に醍醐天皇と1044年に後冷泉天皇が病気療養のため湯治したと伝えられています。
周辺で江戸時代に「柴の化石」が見つかったことから、このあたりが「柴石」と呼ばれるようになりここで湧出すた温泉が「柴石温泉」と呼ばれるようになったらしいです。
その「柴の化石」は、受付の横に飾られています。
現在の建物は、国のふれあい・やすらぎ温泉地整備事業によって、1994年から3年かけてリニューアルされました。
この施設以外には目立った温泉施設はありませんが、別府八湯のひとつに数えられている温泉地です。
入り口受付と休憩所を併設した建物と、家族風呂、一般風呂の建物はそれぞれ別棟になっています。
温泉は源泉かけ流しなので、湯量の調節によって浴槽の泉温を調整しています。
露天風呂は岩風呂風で、こじんまりとしています。
右手の奥には蒸し湯があり、中はサウナ状態で汗がダラダラ出ました。
220円という入浴料金で、源泉かけ流しの温泉、露天風呂と蒸し風呂まであるのでとてもリーズナブルです。
温泉基本情報
<内湯・露天風呂・家族湯>
源泉名:別府市営柴石温泉
泉質:単純温泉
泉温:53.5度
PH:6.0
<蒸し湯>
源泉名:別府市営柴石温泉北泉源
泉質:単純温泉
泉温:87.2度
PH:3.5
料金・アクセス情報など
住所:別府市野田4組
料金:大人220円、子供110円、家族湯1,650円(1時間4人まで)
営業時間:普通浴 7:00-20:00
家族湯 9:00-20:00(最終受付時間は19:00)
定休日:第2水曜日(祝祭日の翌日は休業)
休業日:年末大掃除日(不定)
HP:柴石温泉
https://www.city.beppu.oita.jp/sisetu/shieionsen/detail13.html