【榊原温泉 湯元 榊原館】唯一 源泉かけ流しが楽しめる宿

B!




「湯元 榊原館」のある榊原温泉は、このあたりの地名から別名「ななくりの湯」とも呼ばれ、清少納言の枕草子で

湯はななくりの湯、有馬の湯、玉造の湯

と詠われ、有馬温泉(兵庫県)、玉造温泉(島根県)と並び日本三名泉の一つとされています。
榊原館は、大正8年(1919年)に入浴施設として創業し、昭和3年(1928年)には旅館を開業しました。
そして、平成2年(1990年)に大浴場を宿泊者だけではなく日帰り入浴施設としても利用できる「湯の庄」をオープン。
また、平成17年(2005年)には、露天風呂付客室建設しました。

フロントでチェックインの手続きをすませロビーでウェルカムティーをいただきます。

部屋は和室。
ベランダに露天風呂がある造りとなっています。

部屋の露天風呂は湯口のボタンを押して湯を張るタイプで泉温調整が可能です。

4タイプある露天風呂付き客室のうち、今回は円形の陶器風呂のお部屋。
このお風呂で榊原温泉を独泉させていただきました。

大浴場は、日帰り客で賑わっていて大混雑。
その理由は、榊原温泉でここだけが唯一源泉かけ流しの浴槽があるからです。
泉温は31度くらいで少し冷たいのですが、入っているとなぜか温まってきます。
これぞ源泉力。
また、内湯にはもうひとつ加温かけ流しの浴槽もあり、外には露天風呂もありました。
大浴場の利用は朝6時から夜11時までで、夜の清掃後に男女の浴室が入替ります。

食事は、夕食と朝食ともに個室の食事処でいただきました。
今回は、最後にでてくるご飯もの(アサリの炊き込みご飯)を最初から持ってきてもらいました。
お肉は、シャブシャブでいただきます。

こちらがこの宿の名物料理「温泉野菜蒸し」。
地元の新鮮な野菜や果物などを源泉で蒸し上げています。

デザートは、マカロンと伊勢茶のロールケーキに白玉でした。

こちらは朝食。可もなく不可もなくという感じ。

温泉は素晴らしいのですが、日帰りのお客も多く夜と早朝しかゆっくり入浴することが出来ませんでした。
また、料理にも力を注いで欲しいものです。

宿泊日:2024年6月

温泉基本情報

源泉名:榊原温泉
泉質:アルカリ性単純泉
泉温:31.2度
湧出量:230L/分

アクセス・料金など

住所:三重県津市榊原町5970
電話:059-252-0206

HP:榊原温泉 湯元 榊原館
https://www.yumoto-sakaki.co.jp/

パンフレット

大浴場の写真はホームページから転載。
記載の情報は訪問時のものですので、現状に関しましてはご自身でご確認ください。
感想・評価などは管理人の個人的な私見であることをご了承ください。




最新の記事はこちらから