土色のにごり湯
鹿児島県の桜島にある古里温泉(ふるさとおんせん)「桜島シーサードホテル」の露天風呂に入浴しました。
古里温泉の開湯は1755年で、溶岩の隙間から温泉が湧出していたといわれています。
昔は海岸に共同浴場があったそうですが、今は無くなり温泉はここ「桜島シーサードホテル」と「さくらじまホテル」の2軒の宿泊施設があるだけです。
フロントで入浴料を支払い階段を下ります。
途中にある男湯の大浴場をスルーして、さらに下って建物の外に出ます。
そこからスロープと長い階段をひたすら下り、ようやく目的の露天風呂が見えてきます。
海辺には、茶色く濁った土類系の古里温泉の露天風呂浴槽がひとつあるだけ。
その奥が男女の脱衣場になっています。
つまり、ここは混浴露天風呂です。
土類系の温泉はもちろんかけ流し。
潮騒の音を聞きながらダイナミックな入浴ですが、あいにくの土砂降りの雨で景色はよくありません。
晴れていたら、さぞ素晴らしい錦江湾の景色が広がっていたのでしょう。
どうやら、こちらにも露天がある模様でしたが、先客も数名いらしていたし、波打ち際の露天風呂に入浴した後だったので、ここには入浴せずに退散させていただきました。
温泉基本情報
源泉名:古里15号
泉質:ナトリウム-塩化物泉(低調性中性高温泉)
効能:神経痛、冷え性、リウマチ、切り傷、皮膚病など
PH:6.1
料金・アクセス情報など
住所:鹿児島市古里町1078-63
電話:099-296-2020
料金:大人 500円、こども 300円、貸切湯別途500円
営業時間:11:30-20:00