岐阜県高山市 【奥飛騨百姓座敷の宿 藤屋】古民家の宿に宿泊

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「奥飛騨百姓座敷の宿 藤屋」に宿泊をしました。
客室数は全部で7部屋しかありませんが、男女別の大浴場の他に貸切風呂が2ヶ所あるのでゆっくりと温泉を楽しむことができます。
奥飛騨温泉郷のメイン道路である国道471号線沿いにあって、灯篭のような看板が目印です。

築100年以上の古民家は移築されたものではなく、そのままの姿の建物を使用しています。

客室は2階の「弥生」。
エレベーターはなく階段になります。

部屋は和室で、既に布団が敷かれていました。
トイレは洋式で、冷蔵庫は空なので飲み物は持ち込みか1階の自動販売機で購入することになります。

大浴場は1階の奥にあって、いつでも入浴することが出来ます。

脱衣所は宿泊施設にしては非常にシンプルなものでした。

内湯の室内は木の造りで、手前の小さい浴槽は湧水を混ぜたぬる湯になっていて気持ちが良かった。

外にも広い露天風呂がありました。

2ヶ所ある貸切風呂は空いていればいつでも無料で入ることが出来ます。
フロントの桶に鍵が入っているので、それを持っていきます。

2つの貸切風呂は外にある建物で、左右に入口があって脱衣所の奥に露天風呂。
少し熱めの温泉でした。

食事は朝夕ともに1階の食事処でいただきます。

献立表はありませんでしたが、地元の物が中心に並んでいます。

飛騨牛の下に敷かれているのは朴葉(ホオノキの木の葉)で、香りがあって抗菌作用もあります。

まずは地酒をオーダーし、夕食の始まり。

刺身が食べられない私には豚のしゃぶしゃぶ。
この刺身が名物らしく宿のご主人からは「せっかくなのに残念だね~」と言われました。

肉を焼いて、その後にあっさりと蕎麦をいただきます。

こちらは笹に包まれた鱒の味噌焼き。

そして、山菜の天婦羅。

もう一つの宿の名物料理はお鍋です。

最後に、鍋にご飯と玉子を投入して雑炊にしました。

朝食も昨晩と同じテーブルでいただきます。

そして囲炉裏の中心には、この地方の旅館の朝食で定番になる朴葉味噌。
ごはんがすすみます。

温泉も食事も満足のいく宿でした。

宿泊日:2025年5月

温泉基本情報

源泉名:一宝水2号泉、同3号泉の混合泉
泉質:単純温泉(低張性-中性-高温泉)
泉温:61.3度
PH:6.3
湧出量:1600L/分

料金・アクセス情報など

住所:岐阜県高山市奧飛騨温泉郷一重ヶ根1757-1
電話:0578-89-2714

HP:奥飛騨百姓座敷の宿 藤屋
http://www.okuhida-fujiya.com/

記載の情報は訪問時のものですので、現状に関しましてはご自身でご確認ください。
感想・評価などは管理人の個人的な私見であることをご了承ください。




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