入浴できません
「谷山ぬる湯」は、淡路島北部にある井戸です。
井戸の蓋が半開きになっていて、井戸水を手に触ることができます。
口に含んでみましたが特に温かくもなく、無味無臭でした。
案内板には
温泉寺
薬師堂(温泉寺)にまつわる話として
享和年間(1802年頃)
農夫二人が
岩屋まで用事があり出向く途中
海辺にピカピカ光るものを見つけ、
恐る恐る歩み寄りあかりで見ると薬師の木像であった
それを拾い持ち帰ったが
その時ロウソクの燃えさしが五分(半分)ばかりであった
ところが不思議なことに二里(約八キロ)夜道を歩いて帰ったが
ロウソクは少しも減らずそのままであった
これは
まさしくお薬師様の霊力による有難いご利益であって温泉に縁のあるものだと
堂宇(どうう)を建ててお祀りしたのが
このお薬師堂であるとのことです
との記載がありますが、肝心の温泉にまつわる記述は一切ありませんでした。