
「不老泉」は別府市営の日帰り温泉で、明治21年 (1888年)には存在していて、「田中ノ湯」とか「田の湯」とも呼ばれていました。
明治35年 (1902年)に3階建てに改築され、 大正8年 (1919年)から大正10年 (1921年)にかけて再度改築されて、男女それぞれの浴槽の他にも家族風呂や電気治療温泉があったそうです。
大正9年(1920年)11月7日には昭和天皇が皇太子時代にここを訪問しました。
昭和32年(1957年)に1階に温泉・2階に地区公民館・3階に集会室の3度目の改築が行われました。
現在の建物は平成26年(2014年)8月8日に、1階が浴室・2階が集会室(28畳と37畳の2室)の鉄筋コンクリート構造2階建てとしてオープンしました。
ここの浴槽は市営温泉の中でもっとも広くて、真ん中に仕切りがあって「あつ湯」と「ぬる湯」の2つに分かれていました。
訪問日:2025年4月
温泉基本情報
源泉名:別府市営 不老泉
泉質:単純温泉(弱アルカリ性・低張性・高温泉)
泉温:48.0度
PH:7.6
料金・アクセス情報など
住所:大分県別府市中央町7-16
電話:0977-21-0253
料金:大人250円、小人100円
営業時間:6:30-14:00、15:00-22:30
定休日:第1月曜日
駐車場:あり(9台)
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